極寒
10/28-30 Salt Lake City (走行距離:0km)
昨日までの楽しい週末は終わり、今日からまた仕事の日々。午前中のシフトの場合は、朝から夕方まで仕事をして、夜にジムに寄るサイクル。夜のシフトの場合は、午前中に色々とやりたいことを済ませて、夜に仕事。最近は賄い飯に色々なラーメンを挑戦することが少し楽しみになっている。
また、給料を振り込んでもらう銀行口座を作っていなかったため、事前に調べておいた銀行で時間がある時に、開設の手続きを行うことにした。実は以前留学していた時にもアメリカで口座開設はしていたのだが、手数料がかかっていたため、帰国時に閉鎖をしていた。今回は、アメリカに口座を残しておくことを念頭において、手数料がかからないことや、日本からでも使いやすいことを考慮して開設することにした。
無事に口座開設も完了し、銀行から帰っていると、自転車のタイヤに何かが引っ掛かり、大クラッシュした。「いてーーーー」と思ってぶつけた場所を確認すると、旅でずっと着ていた大事なジャケットやズボンが破けてしまっているではないか。擦り傷や打撲はいずれ治るから良いのだけど、ジャケットは高かったし、かなりショック。。。
仕事後、家で夕食を食べているとホストファーザーがこんなことを話した。
「今週、ユタの10月の気温で寒さの記録がでたよ」
確かに今週やたらと寒かった。午後2時頃太陽がしっかり出ていても、芝生はスプリンクラーの水でガチガチに凍っていた。どうやら話を聞いていると、150年前に記録した寒さと同じ気温になったらしい。これはますますジャケットをなんとかせねば。。。
トイレ小僧
10/31 Salt Lake City (走行距離:0km)
今朝の仕事に向けていつも通り、朝食を食べていると、牛の格好をしたマイアが登場した。既に先週ホストファミリー宅ではプチハロウィンパーティをしていたが、今日は本当のハロウィンの日だ。どうやら彼女は今日、この牛の格好で仕事に出かけるようだ。笑
『自分は何もコスチュームないなー』なんて考えながら出勤すると、職場の人も1人、ユニコーンになっている奴がいる。。日本は最近、「ハロウィン=コスプレしてドンチャン騒ぎをする」という認識になってしまっているようだが、本場はナチュラルにコスチューム着てるからなんか良い。
夜に仕事から帰ると家にやたら沢山の人がいる。普段から誰かしらが出入りしている家だが、イベント日は特に人が多い。(しかも、もちろんのこと、みんなコスチューム着ている。)
近所の子供達が、次から次へと
「Trick or Treat!!」
とお菓子をもらいに来る中、私は私服でビールを飲みながら、スペシャルに作った料理を食べ、ゆっくりしていた。すると、訪れた子供の中に面白い手作りコスチュームを着た子がいた。それはなんと、、、、、、
『トイレ』
しかもトイレのフタを開けると、そこに近所の人からもらったキャンディーが入れられる仕組みになっているではないか。。家にいた人はみんな爆笑しながら沢山のキャンディーを『トイレ』に入れるのだった。
11/1 Salt Lake City (走行距離:0km)
時間が経つのはあっという間なもので、もう11月になってしまった。特に、仕事をして帰宅をするというサイクルに慣れると刺激も少なくなり、時間が経過するのがあっという間に感じられる。
旅をしていた時は、自転車でキャンプしながら移動をするという意味で、同じサイクルの繰り返しであったが、色々と新しいものを見たり、違う人に会ったり、異なる刺激が常にあるからか、とてつもなく長く濃厚な時間を過ごしているように感じられた。ユタでの生活も楽しいが、やはり一定の刺激は欲しいものだ。
11/2 Salt Lake City (走行距離:0km)
ここ最近仕事続きだったが、今日は久々のオフ。土曜日であったこともあり、家も家族が全員揃っていた。朝ごはんを食べて、洗濯やら洗い物など手伝い、ゆっくりしていると、ホストマザーが急に「中華が食べたい」と言い出す。この一家は本当に食べ物大好きファミリーで、何か「食べたい」という場面がしょっちゅうある。
ということでお昼には中華レストランに行くことになった。席につくと様々な料理を持って回るスタッフがたくさんおり、欲しいものがあったら声をかけて料理をもらうというスタイル。
森の中にいた時は、食べ物のありがたみを深く深く考えさせられていたのだが、なんだかその感覚が少し薄れてきたような。。とはいえ今日もおいしい食事に感謝の気持ちを忘れず、「ご馳走様でした!」
11/3 Salt Lake City (走行距離:0km)
朝、居間に行くと日曜の朝だというのに珍しくホストマザーや、マイアが忙しそうにしている。『なんだろう?』と思うと、日本のスケートチームがユタに遠征で来ており、彼らのためにおにぎりを作っている最中だった。
実はこの家族、日本スケート連盟の選手たちがユタに遠征に来るたびに食べ物や泊まる場所や色々と世話をしており、既に20年近くの付き合いがあるらしい。そのため、ダイヤの原石選手から、オリンピックメダリスト含め、スピードスケートの選手たちと非常に仲が良いのだ。
今回は連盟からの依頼で、なんと約60個のおにぎりを作っているという。彼らは昔からやっているから慣れているようだったが、私からするとかなりびっくり。本日は夕方からのシフトであったため、朝はとにかくおにぎり作りの手伝いをするのだった。
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