暇地獄脱出

アメリカ

ザリガニとの戦い

2/18 Salt Lake City (走行距離:0km)

 手術後最後の休日。今日の休みを乗り越えればようやく暇地獄から解放される。日中はデスクワークをして、夜は職場の仲間たちとケイジャン料理を食べに出かけた。以前ホストファミリーと行ったザリガニやエビ、蟹を手で食べる例のレストランだ。手術後会っていなかった職場の仲間に久々に再会し、いざレストランへ。前回このレストランを訪れた時は品切れでメインのザリガニを食べることができなかったが、今日はメインも揃っているようだ。

 しかし、いざオーダーして料理が来たところで気付く。『俺左手使えないやん』みんな黙々とザリガニをむしるのだが、私だけなかなか食べられない。。悔しい。。他の優しい仲間がザリガニの殻を剥いてくれるのだが、時間もかかるしなんだか申し訳ない。考えた末、エビフライの尻尾も食べるタイプの私はザリガニを殻ごと丸ごと食すことに。食べ始めると意外にイケた。食べるのは剥かない分誰よりも早く食べられたし、骨が折れている私はカルシウムが必要だ。次々とザリガニを食べ、楽しい時間を過ごしたとろで解散。

 しかし、家に戻るとなんだかお腹の中にザリガニを感じるような。。。なんか変な感じ。。。明日変なものが出てきませんように。。。

手を怪我してる人が一番食べにくいディナーであったが、
美味しかったし、久々に職場のメンツに再会できて良かった!

2/19 Salt Lake City (走行距離:0km)

 仕事再開。なのだが、1週間以上働いていなかったし、果たしてこの左手で働けるだろうか。しかし不安はあったものの、働き始めると案外なんとかなるもので、左手が使えない分、腕と体でコップを挟むようにして持ったり、代替措置を考案してなんとか1日働ききった。

 ほとんどの仕事は自力できるのだが、やはり助けてもらわないといけないシーンもあり、この先少し職場の仲間にも迷惑をかけることになりそうだ。しかも小さいテーブルしか担当できないため、なかなかチップを稼ぐのも難しい。。怪我を哀れんで、チップ多めにくれないかな〜、なんて愚かなことも考えたが、もちろんそんなことはなかった笑 まぁ、怪我をしたのは自分の責任だし、生活するのに稼ぎも必要なわけで、少しの足しになるように働いていくしかない。(どうせスキーもサイクリングもできないからやることないし笑)

2/20 Salt Lake City (走行距離:0km)

 本日は夜半日のシフトの予定であったのだが、他の職場仲間がシフトを欲していたので、自分のシフトを譲ることに。カフェで日中は過ごし、夕方から職場の別の友達とご飯に行くことに。夜まで時間があったため近くの山をすこーしハイキングしてから夜ご飯に行った。

ソルトレイクシティは街から本当にすぐのところに
いくらでもハイキングコースがあるからすごい。
山からの景色。
夜はいつも行列ができていて一度は行ってみたかった
メキシコレストランへ。

2/21 Salt Lake City (走行距離:0km)

 1日仕事day! 一昨日に比べると少しはギブスでの働き方に慣れてきた。さー頑張ろー。

Lacrosse makes friends

2/22 Salt Lake City (走行距離:0km)

 土曜日はオフ!実は私が働くラーメン屋の常連さんに、ユタ大学ラクロスチームのコーチ陣がいる。私は大学時代体育会でラクロス部に所属しており、交換留学でユタにいた時もユタ大学のチームでプレイしていた。当時はそこまで強いチームではなかったが、現在のユタ大学ラクロスチームは全米でも一番上のリーグに所属し、コーチ陣もみんなプロのラクロスプレイヤー且つ全米代表というかなり豪華なメンバーになっている。

 また、職場の仲間にもユタ大学でラクロスをしていた奴がおり、(ちなみに彼とは一期違いのチームでプレイしており、ラーメン屋で働いて初めてお互い同じチームに所属していたことが判明。共通の知り合いも沢山いた。)彼と私はその常連さんとも顔見知りになっており、今日行われるホームゲームのチケットを無料でもらっていた。

私が当時チームに所属していた時のチームメンバー。

 正午から行われるホームゲームに間に合うよう、ユタ大学のスタジアムに向かう。職場の仲間と彼の家族(彼の父親も昔ユタ大学ラクロス部でプレイしていたらしい)や彼らの知り合いのユタ大ラクロス部OBと一緒に観戦した。ちなみにこの日、一緒に観戦していたOBのうちの1人はユタ大学ラクロス部の2期生で、1964年にプレーしていたという。意外に歴史あるチームで驚いた笑

 肝心の試合は、前半戦は負けており、ハラハラしたが、後半に一気に点差を引き離し、17-9でユタ大学の圧勝だった。

アウェイ席はガラガラ。笑

 充実したオフを過ごしたところで、夜家に戻り、部屋の片付けをしていると、足の親指を軽くコツンと椅子にぶつけた。何も痛くはなかったのだが、以前スキーでダメージを受けていた親指の爪がポロリと落ちた。何も痛くないし、綺麗に剥がれ落ちてなんだかスッキリするのであった笑

2/23 Salt Lake City (走行距離:0km)

 日曜は手術前のスケジュールに戻りいつも通り仕事。久々に週末の忙しい時に仕事をこなした。特記することなし笑

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