都会っ子、都会に恐怖

カナダ

これだから公共交通機関はいかん

7/20 Grande Prairie〜Edmonton(走行距離:11.3km)

 素敵なお家でぐっすり眠って、すっかり回復。とはいえオフ無しでサイクリングすること6日間。今日は流石にDay Off。朝早めに出発してバスでエドモントンまで移動し、友達の国際ビーチバレーボールトーナメント戦を応援する予定だ。デイヴィス夫妻にも事情は話してあったので、土曜日だったけけれども、わざわざ早起きして朝食を作ってくれた。(子供達はみんな寝ていたが)本当に良くしていただき、大大大感謝。

 別れを告げて、バスオフィスに向かうが、なんとバスが遅延しているではないか。どうやらバスのエンジンの調子が悪く、代わりのバスを探しているようであった。『これだから公共交通機関は。。。自転車だったら自分のペースでいつでも出発できるのに。。。』と内心思ってしまう。

 オフィスは綺麗で、椅子もあるから座って待つこと1時間。しかし何も連絡はなく、更に2時間。周りのお客も少しイライラ。そんな中、スタッフが新たな情報を皆に報告。エドモントンからこちらに向かっているバスが折り返しでエドモントンに向かうことになったらしい。エドモントン〜グランド プレーリー区間は片道5時間。つまり更に長いこと待たないといけない。本来なら9時に出発するはずのバスは15時半の出発予定に大幅変更。本当は今日の16時から行なわれる試合を見る予定だったのに、これに勝ってもらわないと試合応援ができなくなる。『う〜〜〜ん』悩んだ挙句、チケット代をリファンドしてもらう手もあったが、友人が勝つことを信じてバスを待つことにした。

 ようやくバスが来たので乗り込み、ネットで試合の状況を常にチェック。ギリギリのところだったが、なんとか勝利してくれた。今日は夜遅い時間に目的地に着くが、この勝利で明日の試合につながったので、なんとか応援に駆けつけられそうだ。

バス自体は飲み物やクッキーも無料だし、Wi-Fiも完備。綺麗だった。

 一安心して外をフッと見ると、いつもと同じ光景だけど、とてつもないスピードで景色が流れていく。そんな光景を見ていると、ちょびっと『なんで俺はこんなに苦労して毎日毎日、自転車を漕いでいるのだろうか。』と思うのであった。

自転車で1日かけて進む距離をバスは1時間で走っていく。

 夜の21時頃にようやくエドモントンに到着。この旅で訪れた場所の中で一番大きな都会だった。都会で育った私であるが、久しぶりの大都会に少し困惑。金曜日の夜且つ、夏場で日が長いということもあり、道ゆく人たちは活気溢れていた。人の多さにビビり、大きなビルを横目に眺めながらまずは宿探し。バス停から自転車で20分くらいのところにホステルがあったのでそこに泊まることにした(大きな都市では流石にキャンプが出来ない)。

↓泊まったホステル

HI - Edmonton
A great urban hostel located where the fun is in Edmonton's historic Old Strathcona neighbourhood. HI Edmonton is located just off Whyte Avenue, the coolest st...

都会の表と裏

7/21 Edmonton内(走行距離:20.6km)

 昨日はバスを待つ&乗るだけだったので体はすっかり回復。そして今日はいよいよ友人のビーチバレーの試合観戦日だ。昨日の夜20時頃に準決勝で世界チャンピオンに敗れてしまっていたが、今日は3位決定戦がある。是非表彰台に上がってもらいたいものだ。試合は14時からであったため、午前中はゆっくりした。

都会だけど、自転車専用道が完備されているのは素晴らしい。
最近ジャンクフードばかりでアジア風のものが食べたかったので、スーパーでお惣菜購入。
(これもジャンクフードみたいなものだが)

 チケット購入して試合会場に入ると、隣が遊園地になっており、更には日曜日だった為、沢山の人で賑わっていた。試合会場も同様に随分盛り上がっており、試合開始直前にようやく座席につくことができた。相手はオーストラリア。

左がチームジャパン!

 結果は2-0でストレート勝ち!試合も観れたし、勝利して表彰台に立つ友人の姿も観れたし本当に来てよかった! 表彰式まで見た後は、彼女たちとスタッフの方たちとご飯に行くことになり、彼女たちの泊まっている宿に集合することになった。

友人の二見選手(左)とパートナーの長谷川選手(右)
本当におめでとう!(私が白く見えるw)
関係者の方たちとも笑顔でパシャり。

 時間を潰してホテルに行こうとすると、とっても綺麗な都市なのに、ダウンタウン付近には沢山のホームレスがテントを張ってウロウロしている。やっていることは今の自分のキャンプスタイルと同じだが、彼らはそれを求めてやっているわけではない。ホテル前で待っているとホームレスに話しかけれた。

「25セントない?」と聞かれるも、「カードしかないんだ。ごめんね」と答えるしかない自分。

お金をあげたい気持ちはあるけど、余裕があるわけでもない。また違うホームレスが話しかけてきた。

「やあ、君は日本人?小銭ない?」

 握手を求めてきた彼は見るからに自分より若い。シャワーにしばらく入れていないのか匂いも漂ってくる。そんな彼と少し会話をするも何もしてあげられない自分になんだか嫌な気がした。自分は好きでキャンプや旅をしていて、道中いろんな人に助けられてきたというのに、彼らは旅どころかまともな生活もできていない上に、何もしてあげられない自分がいる。エドモントンに向かう途中のバスでも少し思ったが、『自転車を漕ぐだけで自分は一体何をしているんだろう』と内心思ってしまった。これだけ綺麗な都市なのに、表裏一体で良い面もあれば悪い面もある。こんな思いをするのも旅の一部なのであろうか。なんだか急に何もない山の中に戻りたくなるのであった。

夕日に染まる綺麗なエドモントンの街並み

 とはいえ、今日は非常にメデタイ日。久々の友人との再会と、彼女たちの勝利の夜に大いに盛り上がるのであった。(友人含め、コーチやトレーナーの方からも味噌汁等を恵んでいただきました。ありがとうございました。)是非オリンピック出場、メダル獲得していただきたい。

7/22 Edmonton内(走行距離:15.6km)

 昨日は遅くまで宴をしていた関係で、ホステルに戻ったのは1時過ぎであった。ゆっくり目覚め、近くのスーパーで食料調達。そのままホステルのキッチンで朝食作成。泊まっているホステルはHI Canadaというホステルグループでカナダ内に複数のホステルを展開している。とても綺麗で設備も整っている。チャリダーからすると少し値は高いが、観光地や大きな都会の中ではかなりリーズナブルなお値段。

立派な外観。
今日の朝食もボリューム満点。
キッチンには個人個人の食料保管棚もある。

 食後はブログ更新作業を行おうとするが、何となくやる気がでなく、まずは自転車のメンテナンスを開始した。台湾一周する前から変えていなかったので、前輪のブレーキパッドを新しいものに付け替え、全体のクリーニング。そしてチェーンにオイルを注入してタイヤにも空気を入れた。その後、パニアバッグのパーツや、テントポールのパーツを求めて街の中のスポーツショップ巡りをするが、特別な部品ゆえ、なかなか店頭に置いていない。

しかもキャンプグッズのお店のスタッフはなんか冷たい。ユーコンの人が「アルバータの人は差別的なところがある」と言っていたのをフッと思い出した。もちろん皆がそうなわけではないが(良い人も沢山いたし)、もしかしたらそう言う背景もあるのかもしれない。

宿に戻る途中綺麗な公園を見つけたので、久々に上半身のトレーニングがてら腕立て伏せをした。自転車乗ってると足は強くなるけど、上半身がどんどん弱るので。。。

綺麗な公園がいっぱいある

 宿に戻って、洗濯物や夕食作り、明日に向けての荷造りをしているとあっという間に夜遅い時間になってしまった。パソコン開いてブログ更新しようとしたが、youtubeをついつい見てしまい、何も捗らないまま今日は就寝することに。都会にいると、youtubeとかSNSだとかすぐに都会に染まるもんだな。

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