楽しくて痛い1週間

アメリカ

アメリカは保険が大事。

1/18 Salt Lake City (走行距離:0km)

 今日は夕方からのシフトであったため、昨日スキーで欠けてしまった歯をどうにかしようと、午前中は歯医者を探すことから始まった。昨日一緒に働いていたコートニーは歯科学を勉強しており、話を聞いたところ、彼女の通う学校であれば、生徒の実習として安く直してもらえることを聞いていた。しかし、時間がかなりかかるのと、車がない私にとって、その学校に行くまでが面倒であった。そこで一番近くの歯医者で評判の良さそうな場所(チェーン店)にオンラインで予約を入れることにした。

 その数時間後にカリフォルニアナンバーから電話がかかってきたため電話に出ると例の歯医者のオペレーションセンターからの電話であった。メキシコなまりの英語であったが、状況を説明し、なんとか予約を入れることができた。とはいえ最速で5日後とのことであったためしばらく欠けたままの歯で生活をするしかなかった。

予約完了

1/19 Salt Lake City (走行距離:0km)

 本来なら今日もスキーに行きたいところなのだが、歯がかけたばかりであったし、今日はゆっくりすることにした。その代わり、メキシコの情勢やルート作り、自転車のカスタマイズに必要なものなど、ほとんど一日中調べ物をしていた。

ユタに到着してから既にフェンダー、スタンド、ハンドル等をカスタマイズしたが、とても重たくなってしまった。
改善しないといけないところがまだまだありそうだ。

 休みの日はミッキー宅に行くことが多かったし、仕事で夜はあまりホストファミリー宅にいないのだが、今日は久々にホストと夕食。今晩はホストファーザーがアメリカ人なのに天丼食べたいと言い出し、彼が作ることに。みんなでお手伝いをし、久々に天丼を食べた。

なかなかの出来!久々の味に感動。
ホストファーザーは料理が上手。今日はデザートも!
(ラム酒とカラメルでソースから作りバナナをディップ。
アイスクリームを添えて完成!)

1/20-23 Salt Lake City (走行距離:0km)

 さて今日からは4連勤だ。いつもと変わらず仕事の日々を過ごす。

 23日は仕事前の午前中に歯の治療が入っていたため、予定の時刻に自転車で歯医者に向かった。入るなり、4ページにも及ぶ問診票を記入させられ、やっとのことで診察が始まった。

問診票以外にもお金関係のことで色々サインさせられたり、
アメリカの医療関係は何かとめんどくさそい感じ。

 まずは助手の人がレントゲン撮影し、別の部屋でドクターが歯をチェック。

「今日はどうしたの〜?」

「スキーでクラッシュして欠けました〜」

「どれどれ、あー本当だ。でもほんのちょっとだねー。これくらいならほっといても大丈夫だし、直してもいいし。どっちでもいいよ」

その言葉を聞いて安心したが、この先旅が続く中で、なんとなく放っておくのも気が進まなかったため、直してもらうことにした。私は長期の特殊な旅行保険に加入しているのだが、あまり使い過ぎてしまうと、保険の更新が難しくなる。そこでこの程度なら保険を使わずに直そうと思っていたが、なんと値段は220ドル。レントゲンと合わせると250ドル。日本だったらこんなにしないのになー。。しかし気持ちの問題で『この値段で直してもらえるなら』、と切り替えて治療を受けた。

 ものの3分ほどで治療は終了。歯の治療もしっかり終わったところで、近くの行ってみたいと思っていたブランチのレストランに帰りに寄った。歯も直したし、美味しいご飯も食べれたし、よかったよかった。

ビッグブレイクファースト最高!

 仕事の後は、そのままミッキーの家に泊まりに行った。実はミッキーの父、マイクはタイムシェアのアパートをパークシティに持っており、明日から3日間そこに泊まりに行く予定だったのだ。

映画祭

1/24 Salt Lake City (走行距離:0km)

 実はアメリカで有名な映画祭の一つであるSundance Film Festivalが毎年ユタのパークシティで行われており、昨日から2週間に渡ってイベントの真っ最中であった。このイベントは全米のセレブや有名な監督などが集まる。私がこのイベントに行ったことが無い旨、マイクに伝えると、マイクが「なんとかして映画を見に行こう」と言ってくれた。マイクは大の映画好きで、あの黒澤明の『七人の侍』をビデオテープで持っているほどだ。毎年いろんな映画をこの映画祭でも見ており、X Japanのドキュメンタリーも見たらしい。しかもその時メンバーのYoshikiがマイクの隣に座っていたのだとか。

↓今年のSundance Film FestivalのHP

2020 Sundance Film Festival | Now
Founded by Robert Redford, Sundance Institute is a nonprofit organization that actively advances the work of independent storytellers in film and theatre.

 とにかく、この映画祭のことを熟知しているマイクは、通常は事前のチケット購入が必要であったが、早朝からウェイティングリストに登録して、当日チケットを入手しようと試みてくれた。携帯のアプリで登録をすませ、パークシティに向かうと、イベントの影響で道がとても混み合っている。ギリギリの時間で映画会場に到着し、ウェイティングリストの場所に向かうも、既に長蛇の列ができていた。

ウェイティングリストの行列。

 街の中の様々な会場でたくさんの最新映画が公開されていたが、今回狙うのは会場が一番大きくて、チケット入手の可能性が高い作品『ミス・アメリカーナ』だ。この映画は有名な歌手、テイラー・スウィフトのドキュメンタリー映画だ。昨晩、1回目の上映時には本人のテイラー・スウィフトも来ていたとの話であったため、もしかしたら今日も本人が登場するかもしれない

アプリから事前に登録していた画面。
スタッフが大声で支持をする。

 なんとか、無事チケット入手に成功し、映画観賞することができた。

 残念ながら、本人のテイラー・スウィフトは昨晩のうちにここから去っていたようで、姿は現さなかったが、ディレクターや映画作成関係者が最後に作品について色々と語る時間があった。正直、彼女の曲は聞いたことはある程度で、ファンでもなんでもなかったが、映画を見て一気に彼女に対する好感度が上がった。いい作品であったし、お勧めの作品である!(ネットフリックスで現在公開中)

ディレクターが作品について語る。

 午前中の映画観戦の後は、マイクと2人でパークシティでスキーし、ミッキーや他のメンバー達が来る前に2人でアパートのジャグジーで飲みながらダラダラ。アパートの管理人の話によると、映画『アクアマン』の主人公、ジェイソン・モモアもこのパークシティに現在居るとのことだった。

スキー三昧!
アパートは3ベッドルームでなかなか広い!
ベランダからの眺め。温水プールにジャグジー完備で、
すぐ隣にゴンドラがあるためスキーもすぐ可能だ!

 マイクがいつも作るアイリッシュミュール(ウイスキーのカクテル)をジャグジーの中で飲み、一気に酔った私は部屋で爆睡。ふと気がつくとすっかり夜になっており、ミッキーや、ドリュー、ゲイルなどみんなが部屋にいたが、酔いが全く覚めず、そのままベッドでまた爆睡してしまった。

1/25 Salt Lake City (走行距離:0km)

 たくさん飲んだが、基本的に二日酔いにはならない私。ゆっくり起きるとゲイルがみんなの分の朝食を作ってくれた。昨日は雪が降っていたが、今日は晴天だ。ミッキーのスキー仲間やその彼女、ミッキーの弟のフィンも今日から合流する予定であったため、朝食を終えるとゲレンデに向かった。ゲレンデでいつもの仲間と合流し、パーク(ジャンプ台や、レール、ボックスなどフリースタイルができる場所)があるコースに移動。

 今日は1日ここでパークの練習だ。みんなフリースタイルのスキーも上手であるため私もうまくならねば。

 スノーボードではちょこちょこパークを滑っていたが、スキーでは初めてだ。しかし一日中滑っていると、すぐに上達し、180(ジャンプして180度反転する技)や360もできるようになった。また、かなり大きなジャンプ台も問題なく飛べるようになった。

レールを滑る私。
ジャンプ台で飛ぶ私。

 しかし中盤、レールを滑っているときに転んで左手を地面に叩きつけてしまった。痛みが走ったが、変わらずスキーしていると、どんどんズキズキしてくる。1日のスキーを終えてみんなで宿に戻ると、親指がパンパンに腫れていた。指は動くことは動くが、まあまあ痛む。恐らく最悪の場合でヒビが入った程度だろうか。元々アメリカンフットボールや、ラクロスなどコンタクトスポーツばかりやっていた私は、過去の経験から怪我の状況がなんとなくわかった。みんな心配して、アイシングや、アイビープロフィン(痛み、腫れ止め)をくれたが、これは時間をかけて直すしかないような気がした。また、今日は一日中ジャンプをしていた私。普段スキーブーツがキツいのが嫌で、あまり足の甲のバックルをキッチリ絞めないのだが、そのせいでジャンプの着地時に親指がブーツにずっと当たっていたようだ。ブーツを脱ぐと、両足の親指の爪が真紫になっていた。

写真だとわかりづらいが、結構腫れている。
爪が真紫!笑 
歩くの痛い。。笑

 怪我した場所を冷やしながら、特大のピザをみんなで食べ、ジャグジーに入り、(入浴中は雪に左手を突っ込んでいた)ゆっくりと過ごした。またその日の夜はミッキー達がこの夏にスリランカ に旅に行った際の映像をまとめた作品鑑賞会をした。彼らはスキーなど、しょっちゅうビデオ編集してまとめているのだ。今回の作品は1時間28分に及ぶ大作だ。まさにSundance Film Festival笑 映像や音楽などまさに本物の映画並みで素晴らしかった。

特大ピザ
みんなで飲みながらジャグジー
怪我してても最高!

↓こちらがスリランカ の旅映画。ちなみにこのメンバーで私も一緒によくスキーをしている。

RICE & SPICE Sri Lanka
4 friends, 3 weeks, 1 tuk tuk, 2,956 kilometers. We recommend Sri Lanka to anyone thinking of traveling there. Tuk Tuk rental 4:07 Wild Elephants 5:15 Dambul...

↓こちらはスキーの動画。この動画にはミッキーと私がニセコに行った時の映像も少し流れる。(この時は私はスノーボードだが)そしてこの動画を見れば、どんな仲間といつもどんなところでどんなスキーをしているのが分かるので是非見ていただきたい。(私は彼らのように上手では無いが。。)こちらは23分の動画だ。

GOURMET OFFERINGS
Senegal Fast Food (Snowbird) 2:56 J Dave's Birthday 6:19 Park City 8:36 Your favorite skier's favorite skier 13:10 Japan Pow 14:18 Pipeline 17:13 Andrew vs. ...

1/26 Salt Lake City (走行距離:0km)

 翌朝起きると、全身重たい。昨日あんだけスキーしたから筋肉痛だ。今日もスキーしたいところなのだが、足の爪の問題で、ブーツを履くのが痛い。今日はゆっくり宿でお留守番をすることにした。

 みんながスキーを終えるまで、パソコンいじったり昼寝したりダラダラしているとあっという間に夕方になった。ゲイル(ミッキー母)は看護師でもあるため、私の怪我の状況を気にかけてくれていた。スキーから帰ってくると、足の爪を見て、

「爪に穴を開けて中の血を逃そうか」

と言った。爪の中に血がたまってパンパンになっているせいで、プレッシャーがかかり、痛みとなるようだ。スキーヤーはみんなこの爪の問題を抱えるらしく、ゲイルも過去に何度か経験しているようだ。熱したナイフの先っぽで、爪をクリクリすると爪が溶けて、小さな穴ができる。下まで貫通すると一気に中の古い血が流れ出た。最初は怖かったが、なんの痛みもなく、むしろ血でパンパンに押されていたところが楽になった。(数ヶ月後に爪がポロっと取れるようだ笑)

 今日は日曜日で、明日からみんなで仕事だったため、その後は荷造りをして、宿を離れた。帰りにミッキーと彼女のドリューと3人で夕飯(インドカレー)を食べ、超絶楽しい週末を終えるのであった。

お馴染みのカレー屋

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