アラス蚊

アラスカ

Denali出発

6/6 Denali National Park and Preserve〜Nenana (走行距離:111.41km)

 結局デナリ国立公園に合計4泊もしてしまった。今日は6時半に起床。朝はチキン風味のインスタントラーメンにパスタを入れてカサ増しての朝食。と言うのもデナリ国立公園入口付近の物価は異常なほど高いのだ。このインスタントラーメン(袋に麺と風味の粉だけ入ったもの)は普通のスーパーで購入したら、一つ50セント以下のところ、ここでは2ドル近くする。もともと持っていた食糧はそこまで多くなかったし、サイクリングでカロリーを消費した分、この4日で食糧にかなりお金を使ってしまっていた。

デナリの街並

 朝食とテントの片付けをサクッと終わらせ、デナリ周辺の街並みを眺めながら走行する。街を出るとすぐ山に囲まれたが、国立公園内の傾斜のきついオフロードに比べると、かなりフラットに感じられた。20kmほど進むとヒーリー(Healy)と言う街に出た。この街から30kmほどハイクすると、実話を元に書かれた著書及び、映画の”Into the Wild”で有名な「バス」があると言う。(あらすじは知っているが、全ストーリーを知っているわけではないので、作品内容についてはここでは触れない。気になる方は是非チェックを!)

 今日の天気は雲がかっているが所々青い空が見えており、サイクリングしやすい環境だなと思っていた。しかしヒーリーを超えると、遠く前方から向かってくるトラックが水しぶきをあげて走っているように見える。あれ?と思った頃には手遅れであった。あんなに気持ちい天気だったのに、いきなり雹に始まり、土砂降りの雨が降った。たまたまその時は下り坂で、上に防水のアウターを着ていたから良かったが、下半身と靴は、滴るほどビショビショになった。こうなると風が当たって急に体温が奪われる。しかし雨の次は晴天でまた暑くなる。そしてその後また雹からの土砂降り。あまりにも急展開すぎて予想もつかないし、本当に鬱陶しい天気。。笑

右半分は雨。左半分は晴。

だが、空を眺めていると段々どの雲が雨雲なのかなんとなく分かってきて、次第に早めの雨対策ができるようになっていた。

 本日の目的地ニナナに到着するも、これがまた小さな街だった。もう少し大きいのをイメージしていたものだからなんとなくショック。街中にキャンプ場もあったが、一泊15ドル。たかが15ドル。されど15ドル。デナリで散財していたので、今回はどこかスポットを探すことにした。

小さなスーパーで軽く食材を購入し、レジのお姉ちゃんにテント張れるスポットを聞いてみた。個人的には「うちの庭にテント張ってもいいわよ」みたいな反応を期待するも、実際は、「知らない」の一言で終わる。チェッ、と思いながら街の外側を流れる川原付近をぶらぶらしながらキャンプできそうなスポットを探す。

すると人はいないが、壊れかけたテーブル(らしきもの)が置かれた開けた場所を発見。よしここにしようと、テントをセット。

が、、、

の量がすごいすごい。だんだん暖かくなってきており、繁殖しているのか、群れをなして私に襲いかかる。すかさず全身ジャケットで肌を覆い、蚊よけネットを頭にかぶり完全防備。蚊もなすすべなく辺りを飛び回るだけなのであった。そんな中、夕食のパスタを茹で食器を川で洗い、一人川を眺める。景色は綺麗であったし、腹も満たされると、必死に飛び回る蚊に対しても『こいつらも厳しい環境の中で健気に生きてるんか』と少し感心してしまう自分がいた。

そして耳元で「ブ〜〜〜〜ン」。

「パチンっ」

一瞬のうちに彼らの尊い命を奪う私であった。。。

ロケーション的には最高だが、ひたすら蚊蚊蚊。。。

6/7 Nenana〜Fairbanks (走行距離:104.96km)

 翌朝目覚めると、河辺だからか、朝露でテントはビシャビシャ。内側も風通しは良くしていたものの、結露でビシャビシャ。こりゃダメだと思いながら、テントをタオルで拭き取るも中々乾かない。とりあえずテントを放置して朝飯を済ませるもその後も決して乾くことはなかった。

 朝食は済ませていたものの、出発して5分で近くのガソリンスタンドに入った。最近ちゃんとした肉を食べていないから、軽い朝食や保存食では物足りず、ドーナッツとソーダを追加摂取。最初はムースやカリブー、ウサギなど目にすると、野生動物の存在に目を丸くしていたが、最近は、食べ物にしか見えない。。。

今日の目的地はついにフェアバンクス。アラスカ内ではアンカレッジに次いで2番目に大きい街だ。食事もまともなもの食べれるし、久しぶりにきちんとした場所で寝れる。街での宿泊はあわよくば“Warm Showers”を使おうと思い、ネットでリサーチ。Warm Showersとは、サイクリストのコミュニティで、一般家庭が世界を旅するサイクリストのために、無料で寝る場所とシャワー、家庭によってはご飯を提供してくれる画期的なシステムである。ネットでWarm Showersの会員(無料)になり、ホストする側と、される側でサイトを経由して連絡。お互い合意のもと、宿泊するのだ。しかし2日前くらいから探していたものの、中々うまくホストとマッチングしないまま、ここまで来ていた。結局のところ、出発前も最後までうまくマッチングしないまま、ニナナの街を去った。

昨日の道はかなり楽であったし、今日も楽勝だろうと思っていたが、少し進むとひたすら山。晴れていたのは良かったが、汗だく。坂道の急な場所では、「肉!ビール!肉!ビール!」と叫びながら自転車をこいでいた。

途中何もない山道にポツンと建物。
名前も看板の絵もなんともアメリカらしいヒューモア溢れる、、、卑猥さ?笑
(シロクマが交尾してる絵が描かれてる)

やっとの事で山を登り終え、最後はひたすら下り坂。距離は昨日より短いが、時間は長くかかった。間も無くすると”Welcome to Fairbanks”の看板が。看板を見ながら、街の中に入っていくとニヤニヤがひたすら止まらなかった。旅はまだまだ序章に過ぎないが、ようやく一つの中継ポイントに着いたのだ。肉も食えるし、いかんせん達成感がとてつもなかった。

これが見えた時は本当に嬉しかった。

今日はとりあえずホステルに入ろうと思い、そこへ向かう。ここもアンカレッジと同じくらいで一泊30ドル。庭にテントを張る場合は15ドル。久々にベッドで寝たい気持ちもあったが、天気もしばらく良さそうだし、宿代を安く済ませる分、食べ物にまわしたかったので、庭にテントを張らせてもらった(もちろんキッチンやシャワーは使える)。そして、本当はステーキをがっつり食べたかったのだが、いい場所がすぐに見つからず、ケンタッキーでひたすらフライドチキンを食べた。

結局物足りなくてこれを食べた後も色々食べ漁ってしまった。

 宿に戻ると、夏の間だけアラスカに働きに来ている学生や出稼ぎ労働者がたくさんおり、みんなと仲良くUNO。旅の話をするとみんな興味津々に色々なことを質問してきて、結局この日は深夜1時に就寝することになった。

アメリカ国外からも働きに来ており、インターナショナルな環境だった。

↓ホステルのFacebookページ。”Glacier House Hostel”

管理人のアレックスは年配の黒人男性。最初は物静かな男性だと思ったが、話してみると明るい人だった。元々はワシントンD.C.で弁護士として働いていたんだとか。今は退職して生まれたアラスカの地に戻り、オーナーを手伝っているらしい。

Glacier House Hostel
Glacier House Hostel、フェアバンクス - 「いいね!」233件 - Budget lodging in Fairbanks, Alaska

6/8 Fairbanks day 2(走行距離:28.28km)

 起床するも中々、行動に移せない。少ない食材とホステルで使われなくなった食材で朝食を済ませる。ゆっくりしていると、カーミーというフロリダから来ている黒人学生と色々話し込んでしまい、気づいたら11時。やることいっぱいあるのに随分ゆっくりしてしまったと思い、スーパーやらアジアンマーケットやら自転車ショップ、アウトドアグッズ店で足りないものを揃える。

アメリカンな中華があったのでついつい食べてしまったが、
この後更にパンやベーグル、バケツサイズのアイスクリームを軽く平らげた。
燃費が悪過ぎ。。

 夜にステーキ食べるか迷ったが、明日には出発するため、余らないように肉の購入は控えた。(アメリカの肉のパックは特大サイズしかない)

結局この日も準備やら洗濯やらブログ作成やらでバタバタしており、夜中の2時に就寝。明日出発できるかな?

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