季節はもうクリスマス

アメリカ

New サドル

12/2-4 Salt Lake City (走行距離:0km)

 最近、職場では”Strong Server (スキルの高いサーバー)”と言われ、1人のスタッフとして認められてきた。そのこともあってか、仕事を始めた当初はランチのシフトが多かったのだが、より忙しくなる夜のシフトが圧倒的に多くなった。もともと朝方の人間であるため、朝仕事して早く帰ってトレーニングなりし、早く就寝する生活リズムは好きだったのだが、一気に生活リズムも逆転してしまった。朝ゆっくり起きてトレーニングなり勉強なりして仕事に向かい、深夜に帰宅して晩酌して寝る。個人的には夜の方が稼げるとはいえ、やはり朝の仕事の方が良いが、まあ仕方ない。

朝のトレーニング後に犬とゆっくりするの日課になってきた。

 また、季節はあっという間なもので、サンクスギビングデーが終わると街中は一気にクリスマスモード。住宅街もイルミネーションやクリスマスの装飾品で華やかになっている。大体12月1日からみんな家のイルミネーションをつけ始める様で、ご近所同士でどれだけ華やかにできるか競いあったりすることもある様だ。聞いた話によると、庭のイルミネーションだけで2,000ドルかけたりする強者もいるらしい。

 そんな生活をする中、旅の準備もすこーしずつ進めており、ついに新しい自転車のサドルを購入した。ようやくロングツーリング向けの革製のサドルを購入したのだ。始めは硬いし、メンテナンスも通常のサドルより面倒な部分があるが、私の様な長時間サイクリングするスタイルの人にとっては革製のサドルはお尻にフィットするし疲れないためもってこいなのだ。

老舗、brooksのサドル。
手入れ用のオイルとレインカバーも購入した。

12/5 Salt Lake City (走行距離:0km)

 今日は休みであったため、昨晩はダウンタウンにあるミッキーの家に泊まり、そのままクリスマスの買い物をすることにした。職場でクリスマスプレゼントの交換会があり、そのための準備が必要だったのだ。“シークレットサンタ方式”でプレゼント交換を行う予定で、誰にプレゼントを用意するかは知らされているが、誰からもらうかは知らされていない。

 私のプレゼント対象相手は女の子で、たまたまbath用品店を見つけたため、バスボムやシャワージェルが入ったクリスマスギフトセットを購入した。

既に綺麗にラッピングされていたので即購入。

 夜家に帰宅すると、ホストマザーとマイアは今日から1週間ほどLAに行っていたため、ホストファーザーと、キアナの三人で夕食を作り、ゆっくり過ごした。

夜なのに、フレンチトーストとソーセージと卵。

逆ナンパ

12/6-9 Salt Lake City (走行距離:0km)

 束の間の休日はあっという間に終わり、また仕事の日々。来週から新しいラーメンメニューに変わるということで、メニューから外されて無くなってしまうラーメンにトライしたり、新しいメニューを食べてみたりと、仕事しながら賄い飯を楽しんでいた。

spicy meatball ramen。
あまり美味しそうじゃないと思って、
試していなかったが、実際かなり美味しかった。
flying vegan harvest
新しいビーガンラーメン。

 ある夜働いていると、ラーメン屋のバーに座った男女のお客さんにサービスをすることになった。女の人は大体50代だろうか。最初に

「枝豆と熱燗ちょうだい」

と言われたため、サービスして話していると、

「日本人?私も半分日本の血が入ってるのよ。日本語は話せないけど。」

と気さくに話かけてきた。そのまま、私がユタにきた経緯等を話していると、急に

「彼女いる?」

と聞かれた。

『え?もしかしてこのおばちゃん、俺を誘う気では。。』なんてこと考えて会話を続けていると、

「私に双子の娘がいるんだけど、1人には彼氏いないのよ。よかったらデートする気ない?」と聞かれた。いきなり聞かれたものだから少し戸惑っていると、娘の写真を携帯で探しだし、「25歳でゴールドマンサックスで働いてるわよ。」とニヤつきながら携帯の画面を見せてきた。

『いやー、仕事のことまで話してこられると、なんだか生々しいな』と思いつつもとりあえず携帯を受け取り、写真を見てみる。

『うーーーーーん、タイプではない。。。』

正直タイプだったら会ってみるのはありだったけど、『ちょっとなー』と思って、適当に流してしまった。結局、熱燗三本飲んでお客さんは帰って行ったが、帰るまではずっと気まずかった。

 初めての経験だったが、後々聞いた話では、お母さんが娘のためにデート誘ったりするのはとても珍しいわけではないらしい。。さすが、自由な国アメリカ。。笑

夜家に帰って一息。
家にあるマッコリとアイスクリーム大量に食べて就寝。

 月曜日、いつも通り夜のシフトで働いていると、月曜日だというのにやたらと忙しい。あっという間に時間が過ぎ、店を閉めて、クローズ作業をしているとアクアマン風のカッコいい仕事仲間が、「今日番号もらったわー」と話してきた。「よかったじゃん。連絡するの?」と聞くと「お前のお客さんもお前に番号残してたぞ」と言ってきた。忙しくてレシート見ていなかったが、同僚が今日のレシートの束からそれを探し出し、私に見せてきた。

「ほら」と。

「俺も連絡するし、連絡してみればー」と言われたので、今回はもらった番号を一応控えることにした。その後、仕事仲間とバーで一杯飲み、今日は解散。さて、お客さんの顔はあまり覚えてないが、連絡するか否や。。

一杯と言いつつ、数杯飲み結局1時頃までバーにいた。

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