仕事仕事仕事
10/13 Salt Lake City (走行距離:0km)
昨日ロードトリップから帰宅し、今日は1日休み。しっかり睡眠とってから、ホストマザーと娘のキアナと3人でまたしてもファーマーズマーケットへ。マーケットでは前回同様、食べ歩き・買い物をした。
それからコストコやアジアンマーケットに行って今晩の夕食の買い出しをして、みんなで夕飯作り。なんて平和な1日だろうか。
10/14・15 Salt Lake City (走行距離:0km)
3日間のオフも終わり、今週の仕事が今日からまた始まる。サラリーマン時代は始発から終電コースの仕事まみれライフで、仕事が嫌になることが多々あったが、今は仕事をすることにもありがたみを感じる。サイクリングや自然遊びは大好きなのだが、休憩なしに数ヶ月間、知り合いに会うことなく、自転車に跨る行為はそれはそれで辛く感じることもある。また、一人旅をすると1人の時間も多くなる分、色々なことを深く考えてしまい、『このまま自転車に乗っているだけでいいのだろうか。サラリーマン時代が少し懐かしいな』と思うことすらあったのだ。そのため、たかがアルバイトであっても今は勤労意欲に溢れていた。相棒のミッキーも、「旅に疲れたら仕事や普通の生活して、仕事に飽きたらまた旅に戻ればいいんだよ」そう言っていた。
トレーニング後の筆記試験(それぞれのラーメンの麺やスープ、トッピングを覚えているかのテスト)や口頭試験(接客の仕方や、アルコールの種類を問われるなど)も無事合格し、ようやく職場で完全なる独り立ちもできた。職場の仲間もみんないい人ばかりだし、私はいつも環境に恵まれている。旅の再開まで、しばらくの間はまた別の意味で楽しめそうだ。
10/16 Salt Lake City (走行距離:0km)
本日は朝のシフト。以前自転車屋でカスタマイズした際、一つ交換し忘れていたパーツがあったため仕事後に自転車屋に向かう。閉店ギリギリに店に駆け込み、無事、チェーンリングを交換してもらった。古いチェーンリングは長い走行で摩耗し、新品のものとは全然違う形になっていた。
その後はフライフィッシングの授業に出席しなくてはならなかったのだが、自転車修理に時間がかかり、授業が開催される場所に公共交通機関を使っても間に合わなさそうだった。仕方なく、割高だが、Uberで自転車も積めるサイズの車を呼び、授業に向かった。
授業後はいつも通り、そのままマイクの家に行き、泊まらせてもらうことに。遅い時間ではあったが仕事後に自転車屋に駆け込んでいたこともあり、何も食べていたなかったため、ビールと共に夕飯をご馳走してもらった。食事中、マイクやゲイル(ミッキーの両親)と色々話していると、マイクが仕事について聞いてきた。
「仕事はどうだ?」
「楽しいよ。職場の人もみんないい人だし、かなり稼げるんだよね。」
チップによるから決まった金額はないが、ある程度の平均の金額を話すとマイクが一言。
「俺の給料の時給換算よりいいじゃねーか。俺もそこで働こうかな!ガハハハハ」と大きな声で笑った。確かに稼げる時は時給換算にすると私の前職よりも割が良い気が。。。聞いた話では人気のあるレストランではチップだけで相当稼げるらしく、マスター(大学院卒)を持っている人でも普通の会社より稼げると言う理由でレストランでサーバーをしている人もいるのだとか。
「ユタにいる間、彼女は作らんのか?」マイクが続けて一言。
「どうせ冬越したらまた旅に出ちゃうからなー」と返すと、
「店員でも、お客でも、働いてる店に可愛い娘はいねーのか?」とニヤニヤしながら聞いてきた。
「いい子は沢山いるよ。でも彼氏いる子も結構いるしね」と言うと、
「そんなの関係ねー!いいと思ったら奪い取っちまえばいいんだ!彼女作ったらスキーやら釣りやら一緒に連れてってやる。とにかく彼女はいた方がいいぞ、ユタの冬は寒いからな。ガハハハハハハハ」
ビールをごくごく飲みながら、いつもの通り豪快な笑い声が家に響くのだった。
10/17 Salt Lake City (走行距離:0km)
もうすぐ定年退職をするマイクは有給休暇が余っているらしく、今日は休みだと言う。ゲイルは仕事ですでに家を出ていたが、マイクが代わりに朝飯を作ってくれた。私は朝から仕事予定で、マイクもダウンタウンに用事があったため、職場まで送ってもらった。
5時までの仕事が終わると、そのまま自転車で家の近くのジムに向かう。行きは自転車を持って電車やバスで出勤し、帰宅する時はそのまま自転車を漕いで帰るのが最近のルーティンになってきた。距離にすると片道約20kmだ。自転車旅を中断している間に体が鈍りすぎるのも良くないし、なるべく仕事には自転車で行くようにし、ジムにもなるべく足を運ぶように心がけねば。。
番号
10/18 Salt Lake City (走行距離:0km)
今朝も仕事。最近仕事に行くのが楽しくなってきた。いつも通り職場の仲間と楽しく仕事をしていると、夕方近くになって別のテーブルを担当していたオードリーがニヤニヤしながら私に近づいてきた。
「私のお客さんがこれ残していったよ」といいながら、私にお客さんが食事中に使うナプキンを渡してきた。よく見てみるとそこには『これをあの人(私)に渡してください』とお客さんの電話番号と共にメッセージが残されていた。
それを見ていた他の職場の仲間たちが「フーフーーー」とはやし立てる。正直自分の担当のテーブル以外のお客さんはあまり見ていないため、そのお客さんの顔も全く見ていなかったが、ちょっと嬉しかった。笑 さらにその後、自分の担当していた別のお客さんのクレジット決済を済ませると、サインが書かれたレシートと共にまたしても電話番号が残されていた。またしても職場の皆にはやし立てられるのだが、正直かなり嬉しく思うと同時に、『やっぱりアメリカ映画でよく見るような事、本当に起こるんだなー』と感じるのであった。
いい気分で家に帰ると、ホストマザーがすき焼きを用意してくれている。今日はホストファミリーの知り合いの日本人コミュニティでプリ・ハロウィンパーティをする日だ。テーマはギリシャ神話。私は何も衣装を用意していなかったが、家にあるシーツを見に纏い、Greekらしいスタイルに。
10/19 Salt Lake City (走行距離:0km)
朝から夕方まで仕事して、いつも通り帰宅すると、今日は日本から来ている知り合いもいるし、外食をしようと言うではないか。しかもアメリカンステーキを食べに行くと言う。しかし店に着くと、土曜日の夜ということもあり、長蛇の列が。。。仕方なく場所を変えて違うステーキ屋に入り、しばらく並んでようやく着席することができた。
美味しいご飯に満腹になり、更に日本から来ていた方がご馳走してくださり、大大大満足な夜だった。
10/20 Salt Lake City (走行距離:0km)
本日は久々に仕事が休みの日だ。朝起きると、誰も起きていなかったため、いつもの通り、ヨーグルトや、シリアルを食べていた。食べ終わった頃に、ホストファミリーたちが目覚め、「これからビッグな朝ごはん作るぞー」と言い出した。『いや、先に食べちゃったよー』と内心思いながらも、手伝いをし、2nd 朝ごはんをいただいた。
その後は家でスキーのシーズンパス購入手続きを済ませたり、色々調べ物したりしてゆっくり過ごした。
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