No Ramen No Life
10/7 Salt Lake City (走行距離:0km)
いよいよ今日からラーメン屋での仕事が始まる。初回のシフトは朝のシフトで、10:30から開始だ。車で移動すれば20分弱で着く距離だが、公共交通機関(バスと路面電車)を利用すると1時間ほどかかる。ちなみに自転車で移動しても約1時間かかる。遅刻はできないため余裕を持って9時頃に家を出発した。
少し緊張しながお店に入ると、今朝のシフトメンバーが暖かく迎え入れてくれた。また、私と同じで今日が初のシフトの子もおり、自分含めた新人2人それぞれに、先輩がトレーナーとして付いた。初めのシフトはトレーナーにくっついての行動だ。開店前の準備から、お客さんの対応等、トレーナーの手伝いをひたすらこなしつつメニューの勉強等をした。
サーバーのシフトは基本2種類あり、10:30-17:00のランチのシフトと、16:30-23:00のディナーのシフトに分かれる。今日は初回からダブルのシフトで終日仕事であったが、意外に忙しくあっという間に時間は過ぎるのであった。
10/8 Salt Lake City (走行距離:0km)
今日は午後からのシフト。夕方にお店に向かい、昨日同様、トレーナーと行動を共にする。夕方忙しくなる前の時間に休憩に入り、夕飯としてラーメンを食べた。様々な種類のラーメンがあるが、賄いとして無料で食べられるメニューは2種類のみ。スパイシーチキンラーメンとベジタブルスープラーメンのうち、今回はベジタブルスープラーメンを食べた。
閉店してから締めの作業をし、今日もあっという間に一日が終わった。
10/9 Salt Lake City (走行距離:0km)
本日も仕事。しかもまたしても朝から晩までの一日コースのシフトだ。午前中のシフトの後半には少しずつテーブルを任せられ、オーダーを取るところから精算まで一連の作業を1人でこなしていった。午後はほぼ独り立ちし、他のサーバーと同様にテーブルを任せられた。5回分のシフトをトレーニング期間としており、今日が終わればトレーニングは終了する。トレーニング期間は『時給7.5ドル+トレーナーが稼いだチップの10%』を貰ることになっており、トレーニングが終了すると、『時給3ドル+自分が稼いだ分のチップ全て』が、自分の懐に入るシステムだ。レストランによっては、チップを山分けする場所もあるが、ここの場合は完全出来高制であるため良いサービスをすればするほど稼ぎも良くなるのだ。
今日の午後に任せられたテーブルで正直かなりの金額を稼いだが、今日まではトレーニング期間であるため、私が稼いだチップはトレーナーのものとなった。残念。。
10/10 Salt Lake City (走行距離:0km)
今週最後のシフトデイ。午後からのシフトであったため、仕事の前に冬に備えて洋服を買おうと、近くにあるPatagoniaのアウトレットに行った。旅のために揃えた服はほとんどパタゴニア。少し高いが、アウトドアをする上では間違いないクオリティであるし、壊れても生涯無償で修理してくれるサービスがあるため、お気に入りのブランドだ。
アウトレットということもあり、品揃えはあまり良くなかったが、仕事着としてチェックのフラネルシャツが認められていたため、安い値段でシャツを購入した。その後は購入したての新しいシャツを身に纏い、今晩からは稼いだチップも懐に入るため、張り切って仕事をした。
国立公園めぐり!
10/11 Salt Lake City〜Moab (走行距離:0km)
4連勤も終わり、今日から1泊2日でホストファミリーとMoabにロードトリップに行く予定だ。朝7時過ぎに家を出発し、みんなで朝マック。そこからまずはデッドホースというポイントに向かってドライブがスタートした。
途中爆睡してしまったが、約3時間のドライブの末、ようやく目的地に到着。みんなで軽く散策して、砂漠の中で流れる川の景色を眺めた。
一通り見学を終えると、そのままキャニオンランズ国立公園に向かった。ビジターセンターで地図やパンフレット等をもらって中に入るも、ここの国立公園はかなり大きい。自転車で回ったら結構時間がかかりそうだ。
車でも全てを回るには時間がかかるため、一部の有名なポイントをドライブ・ハイキングして本日の宿があるモアブに向かった。
すっかり日も落ちるころにモアブに到着し、Air B&Bで予約していた家に荷物を一旦ドロップオフ。そこから夕飯を食べにイタリアンレストランに向かった。
食後は家に戻り、マイクとジャグジーに入った。さすが砂漠なだけあり、日中は暖かかったのに、夜は氷点下でとてつもなく寒かったが、そんな中で入る屋外ジャグジーは最高に気持ちよかった。
10/12 Moab〜Salt Lake City (走行距離:0km)
朝一でジャグジーに入り、みんなが起きてきたところで、朝食タイム。ゆっくり準備をしてから、今度はアーチーズナショナルパークに向かった。この国立公園はユタを代表する国立公園なのだが、留学時には行く機会がなく、初めてだったためとても楽しみだった。
車でエントランスを抜けると、すぐに長い急な坂が待ち受けていた。毎度のことだが、車で坂を見る度に、「自転車だったらかなりキツそうだ。。」と思ってしまう。坂を一気に越えると、無限に荒野が続く中、赤い岩がニョキニョキと生える面白い景色が広がった。
奇妙な景色を眺めながら、またしてもいくつかの有名なポイントをめぐって、ドライブ。一番有名な、アーチ状の岩がある「デリケート・アーチ」は駐車場からハイキングでしか行けない場所にあるため、みんなでハイキングスタート。朝は氷点下であったのに、今はカンカン照りで汗が流れるほどだった。1時間ほどのハイキングの末、ようやくアーチが広がる場所に到着!
ユタ州に長いこといながら、見たことがなかったアーチに感動し、大満足だった。(ちなみにユタの車のナンバープレートには、このアーチが描かれているほど、代表的なシンボルだ。)
十分に楽しんだ後は4時間半のドライブでソルトレイクシティに帰宅。帰宅後、たまたま仕事の関係で日本からソルトレイクシティに来ていた友人が家まで会いに来てくれたため、少しおしゃべりをし、充実した週末を終えた。
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